社会通念の重要性

オーディション写真・メイクアップの基礎知識と名づけ展開しているが、芸能分野に於いて活動する場合、素材としての自身の個性をいかにアピールし、そしてその起用性の高さを知らしめるためには様々なツールを使ってデモンストレーションを行う必要がある。そのツールの一つが写真であり、それを撮影する前に遂行されるメイクアップという自己演出に対する考え方を具体的な側面から実践に即した提案を述べることを目的としているのがこのサイトである。しかし、コスメティックの世界に存在する様々なアイテムに対して、それぞれの持つ特性を充分に把握し、その目的に沿ったイメージを実現するための方法を考え、具体的な提案をもって展開するのであるなら、別段ジャンルを問わずあらゆるメイクアップに共通する想念が綴られているに過ぎないのかも知れない。またオーディション写真に限らずお見合いであろうと政治家のプロフィールであっても、フォトグラフという見せる行為を前提とした客観的な作業に対する哲学を遠まわしに記述していると言う見解も成り立つのである。そしてその行為が社会的な一般通念の元にしか成り立たないので有るのなら、メイクアップという分野を個別に扱い、専門的知識のみを熟知することによって達成できる類のものではない。つまりはそれが社会の中でどういった形で運営されるかを考えるのが正当であり、独立して一人歩きさせることなく、あらゆる真実に目を開き、許容の範囲を見定めて展開されるべきものであると考える。