照明の違い

オーディション写真のメイクは濃い方が良いのか、薄い方が良いのかをよく聞かれる。当然、受けるジャンルによるのであるが、それ以外にも濃淡を決める重要なポイントがある。よくしっかりメイクをしないと光で飛んでしまってまるでノーメイクのように見えると言う人がいるが、これは大きな間違いで、そのスタジオのライティング条件に大きく左右される事を忘れてはいけない。場所の確保が難しく、大きな光源を顔の直近で当てる様な場合は、かなり濃い目にしても左程それが目立つ事は無いが、柔らかなライティングを回せる場合は慎重に作り上げないと過剰で奥行きの無い雰囲気ばかりが目だってしまう。ライティングの強弱や質は、目の周りだけでなく、ハイライトやチーク、さらにはグロスにも大きく影響を与える。フォトスタジオに於ける撮影の基本として充分認識する必要がある。