眉のバランス

顔全体のイメージを作る時、眉の存在は非常に大きく、このバランスに支配されていると言っても過言ではありません。先端を少し上げただけでもシャープな雰囲気になり、若干下げるだけでも寂しげでクールな印象を与えます。他のパーツがどうであれ描き方ひとつで様々な表現が可能になります。短く太く、長く細く、色目の明るさや濃淡によっても幾通りもの表情を作り上げる事ができるのです。しかし、逆に言うと微妙なバランスの違いで間の抜けた感じになったり、違和感が生じたりするのも事実です。顔をキャンパスに見立てて、精密なデッサンを行わなければ後の工程に大きく響くことになり、プロの広告業界の撮影現場では時間のロスにつながり兼ねない重要な部分と言えるのではないでしょうか。