プロセス

オーディション写真メイクアップは被写体となる人物が放つ様々な個性の分析から始まる。その後キャラクターに応じてビジュアルイメージを固め実作業の段階に至る。それは人の印象を自在に操ることが出来るのだが、そのプロセスを下記に示した。

表現方法

自身の直感を基に発展させる

アーティストの直感を言語での分類は必要はなく、柔軟な姿勢で感じた状態を具体化するための方法を考える作業を指す。例えば、健康的な印象の被写体に対して、その実態を表すのではなく、逆に不健康なイメージを持たせることによって、新たなイメージの世界を生むことも可能である。従って、その領域は限りなく広く、自身の直感も時には屈折させる余裕を持つことが重要かもしれない。

キャラクタライゼーション

「定性」「性格付け」と言ったプロフェッショナル経験から生まれる洞察をテーマに沿ってプラス面に転換する方法を考える。これが化粧と言う作業を職業として成立させ得るかを決める要因の大半と言える。

印象を決定づけるファクターの発見

構成パーツのサイズ、立体に於ける特異性、アングル、形状、肌の質感、エクスプレション(Expression)、配置状態、色調、体型など印象を決定づける要素を発見。

以上のプロセスを経て具体的な作業となるが、アーティストの感性を表現するに当たっての方法は、自身が職業として体感的に身に付けた勘とコツを如何に論理的に整理するかが、プロとしての才覚かも知れない。

 

オーディション写真メイクアップというフレーズから連想される物は、フェイスカラーのイメージではなかろうか。だが、化粧を施す側の立場のアーティストが最も神経を注ぐのは、肌の質感を考え「顔」という立体を自然な形で表現することである。もう一枚のイメージングスキンを作ることが、表現のすべてとも言える。次にオーディション写真 メイキングに使われる化粧品をフォトグラフとして掲載し、順を追ってベーシックなメイクアッププロセスを紹介する。

肌の手入れ→ 基本的な肌の調整→ 立体表現→ アイブロウ→ アイメイク→ チーク