被写体に対する分析

オーディション写真は多数の書類をめくる審査員の手を止める印象深さが要求される。そのため被写体に対する分析はベーシックとなるプロポーションを熟知した上で鋭い洞察力が必要となる。パーツボリュームに対する見解や配置に関する概念はそのアーティスト独自の基準に従って遂行されるべきと考える。造形理論は目的を達成するために於ける最大のテーマと捉えるべきものである。オーディション写真 メイクアップに限らずあらゆるジャンルの化粧は「動」「静」に大別出来、「動」はある意味立体性の誇張であるとも言え、それは構成パーツボリュームを上げて表現することによって、達成できると考えられる。「静」は前述の逆と捉えて良いであろう。下記に概略を示す。

構成部分質量的概念

フェイス部位に於ける質量は多様なイメージに反映される。例えば「多」はアクティブや大胆さ、「少」は神秘、柔和などのエクスプレッションに大きく貢献すると言える。

上下左右の概念

額の面積や顎の形状は被写体表情の上下への動きに繋がり、目や眉の位置関係は左右の動きに影響を及ぼす。

アングル

眉、目、口角は行動、俊敏、活動力などの表現に当たって留意すべき部位と思われる。

立体性

これについては骨格が重要なファクターとなって決定づける物であり、被写体その物の存在感を表す。

フォルム

主に「曲」、「直」の二面に別れ、前者は女性、親近、静、後者は男性、行動、立体と言った所だろうか ・・・。