動的

生き生きとしている様子や、鮮やかな表情は躍動感に繋がり、イメージ傾向として「動」と捉えるのが基本である。ここでは目に入る光の情報に何らかのトリックを施すことがメイキングの定義として、具体的なイメージ再現を考えてみた。

●ペイント表現・・・構成部分の輪郭が上昇線となる傾向を強く押し出す必要がある。中でも唇の造形はイメージの強調に大きく貢献する。

●質感・・・つややかな光沢を持たせると共に全体をダークなイメージに仕上げることによってスペキュラーなイメージが躍動感につながる。

●カラー・・・色相、明度、彩度を前提に化粧の演出を考えることはメイキングの基本中の基本だが、ここで採り上げる動的な印象は色相をオレンジ系に発展させ、健康的な血色の表現に繋げることによって間接的ではあるが、イメージの実現の1要素として貢献する。


表現としての「動き」とは完成状態に時間的な前後を感じさせるものであり、そこに何らかのストーリー性が潜んでいる必要がある。したがって、メイクアップ・エクスプレッション「動的」はフェイスパーツ毎の完成度の追求結果ともいえ、その点について考えてみたい。

フェイスデザイン